こんにちは、
妊娠中でもチョコが食べたいはるです。
罪悪感なく食べられる
チョコレートを探し求めた結果、
「ローソンアーモンドチョコレート」と
「ロッテZEROチョコ」に
たどり着きました。
甘いものが好きでなので
仕事のお供にチョコは欠かせません。
でも「できれば太りたくない!」
というわけで、
そんな悩みを軽くしてくれそうな
2種類のチョコを比較してみました。
また、単純に普通のチョコレートである
明治アーモンドチョコレートも
併せて比較して、
各商品の違いをお伝えしていきます。
3種類の商品について栄養表示比較

ローソンとロッテの製品は
同じ内容量なのに対し、
明治アーモンドチョコレートは
一箱当たりの量が
およそ前者の2倍なので、
比較しやすくするために
半量表示に直しています。
ここで注目したい数値は赤くしています。
気になる糖質は?
まず気になるのが糖質量。
ローソンアーモンドチョコレートは4.9g
ロッテZEROチョコは15.8g
明治アーモンドチョコレートは16.8g。
これだけ見ると、
ローソンアーモンドチョコレートが
一番低糖質ですね。

ただしここで注目したいのは、
ロッテZEROチョコ。
ZEROチョコは糖質に含まれる糖類*が0g
となっている点が
ダイエット向きであるポイントです。
砂糖不使用(シュガーフリー)の製品を
選びたい方には
嬉しいですね。

糖質と糖類って何が違うの?
「糖質」と「糖類」は
とても似ていますが厳密には違います。
糖質と糖類は下図のように
炭水化物に含まれています。

炭水化物から食物繊維を取り除いたものが「糖質」。
糖質には
「多糖類」「二糖類」「単糖類」があり、
そのうち「二糖類」と「単糖類」が
「糖類」にあたります。
糖類にはよく知られているものとして
砂糖、ブドウ糖などがあります。
糖類は体の栄養源になり、
血糖値を急激に上昇させます。
つまり、ロッテZEROチョコの
「糖類ゼロ」というのは
砂糖やブドウ糖を使っていない
ということなんですね。
そして糖類を使用していない分、
血糖値の上昇が緩やかで
太りにくいということになります。
また、一般的に
「低糖質である」というのは
「糖類も含めた糖質全体が
少なくなっている」
ということになります。
ポイント
低糖質
=炭水化物のうち、
食物繊維を除いた部分(=糖質)が
少ない。
糖類は含んでいる。
糖類ゼロ
=糖質のうち糖類が含まれていない。
砂糖やブドウ糖を使用していない。
炭水化物にある「食物繊維」って何?
続いて食物繊維について。
食物繊維はお通じをよくする、
血糖値の上昇を緩やかにするなどの
働きがあり、
体になくてはならない栄養素。
成人男性なら20g、
成人女性なら18gが
一日に必要な量とされています。
食物繊維には
水溶性のものと
不溶性のものがあります。
ここで先程の栄養表示の
食物繊維の数値を見ると、
他の2種が4.2gと2.3gであるのに対して
ローソンアーモンドチョコレートは
この食物繊維が8.9gと多く、
一日に成人女性が必要とする量の
約半量を一袋で摂取できます。
パッケージをよく見ると、
ローソンアーモンドチョコレートには
「イヌリン使用」と書かれています。
このイヌリンは
水溶性食物繊維にあたります。

製品を選ぶときは
炭水化物の数値よりは
糖質の数値をチェックし、
また食物繊維が多いかどうかを気にしてみると、体により良いものが選べますね。
3種類の原材料を比較!
それでは3種類の原材料についても
比較していきましょう。

ローソンアーモンドチョコレート

こちらは「食物繊維の多さ」を
アピールしていることもあり、
水溶性食物繊維であるイヌリンが
アーモンドに次いで
2番目に記載されています
(原材料表示では、
使用量が多い順番に記載されています)。
砂糖と甘味料(ステビア)を主に使用して
甘さを出しているのも特徴ですね。
ロッテZEROチョコレート

砂糖不使用ということで、
何を使って
甘さを出しているのかを見ていくと、
マルチトール*をメインとして
甘味料を使用しているようです。
甘味料*には糖質系と非糖質系があり、
非糖質系には
天然甘味料と人工甘味料があります。
使用されている
アスパルテームやスクラロースは
人工甘味料に当たります。
*マルチトール
糖質の一種である「糖アルコール」のうちの一つ。カロリーは砂糖の半分で砂糖の80~90%の甘さがあります。虫歯になりにくい甘味料で、食品添加物ではなく食品として扱われます。
*甘味料
食品に甘みをつけるために使われる調味料。詳細は下図参照。
明治アーモンドチョコレート

砂糖が一番最初に表示されています。
砂糖の甘さが製品自体の甘さとなっています。
甘味料について

甘みをつける甘味料も種類があります。
糖類ゼロのロッテZEROチョコの
成分表示を見てみると、
主に甘みをつけるのに
マルチトールが使用されています。
糖アルコールであるマルチトールは
体内に吸収されにくいため、
砂糖よりも低カロリーである面が
ダイエットに向いています。
マルチトールはその他、
熱・酸・アルカリに強い、
虫歯になりにくい
といった特徴もあります。
一方、人工甘味料も併せて使用されているのが気になるところです。
日本では安全性が確認された添加物を
管理された範囲内の量で
使用されているため、
それほど過敏にならなくてもいいですが
何においても
取り過ぎは体によくありません。
摂取量も考えながら
賢く商品を選んでいきたいですね。
気になる味は?
味は個人の好みになりますが、
いずれもチョコを味わうという点では
どれもあり
というのが個人的な感想です。
砂糖をたっぷり使った
明治アーモンドチョコレートは
もちろん慣れ親しんだ味で美味しいです。
ただ、体重増加に気をつけたいので
罪悪感なく食べるなら、
普段食べるものとしては
ローソンアーモンドチョコレートか
ロッテZEROチョコを選びたいところです。
さらにこの二つのうち、
原材料がシンプルなものの方が
私としてはより体に安全かな、
という印象があるので
積極的に食べるなら
ローソンアーモンドチョコレートに
軍配が上がりました。
みなさんもこれを参考に食べ比べしたり、
日常のおやつとして
取り入れたりしてみてくださいね♪
参考サイト
「『糖質』と『糖類』の違い」/味の素株式会社
https://www.ajinomoto.co.jp/lcr/lineup/pal/sweet2.html
「糖アルコールとは?」/物産フードサイエンス株式会社
http://www.bfsci.co.jp/action/polyol_toha/
「食物繊維とは?」/大塚製薬
https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/fiber/about/
「水溶性食物繊維イヌリン」/meiji
https://www.meiji.co.jp/dairies/inulin/
「砂糖以外の甘味料について」/独立行政法人農畜産業振興機構
https://sugar.alic.go.jp/japan/fromalic/fa_0707c.htm
「マルチトールとは何ですか。どんな目的で使うのですか。」coop日本生協連
https://goods.jccu.coop/inquiry/faq/2016/11/post-231.html