じゃがいもは丸ごと冷凍保存できる!保存方法やオススメレシピ

じゃがいも保存方法常温冷蔵冷凍使い方 料理

カレーやシチュー、コロッケにじゃがバター、ポテトサラダ…。
様々なレシピで使えるじゃがいも。長く保存できるので、いつでも使えるように常備している方も多いのではないでしょうか。

そんなじゃがいもですが、
保存したらいつのまにかしなびていたり、
芽が出てしまったり
…なんてことも。


せっかくなのでおいしく食べられるよう、
コツを押さえて保存しましょう。


この記事では、

・どうやって保存するの?
・冷凍保存できるの?
・簡単でおいしいレシピは?

・芽が出て緑になったじゃがいもはどうすればいい?

これらの疑問やお悩みが解決します。

また、意外と知られていない
「丸ごとじゃがいもを
冷凍する方法」
も教えちゃいます。

下処理が面倒に感じる
私みたいなズボラ主婦にも
嬉しい情報です
(*´ω`*)♬

保存方法

じゃがいも保存方法イメージ

じゃがいもは、
常温・冷蔵・冷凍で保存できます

一番おいしく
じゃがいもを食べるなら
常温保存がオススメ♪


ただし高温や風通しの悪さには弱いので、
冷蔵や冷凍の保存方法も押さえて
賢く使い分け
ましょう。

常温保存

じゃがいもの常温保存は段ボールに入れて保存

【常温での保存期間:約4か月

  1. 段ボールに新聞紙を敷く。
  2. その上からじゃがいもを入れる。りんごがあれば一緒に入れると、じゃがいもの発芽防止に。
  3. 上から新聞紙をかける。
  4. 段ボールを風通しのいい冷暗所に置く。

これだけでおいしいままじゃがいもが保存できます。

じゃがいもはりんごと一緒に入れると発芽を防いでくれる

りんごを一緒に入れると良いのは、
りんごから発生するエチレンガス
じゃがいもの発芽を

防いでくれるためです。
知っておくと便利な豆知識ですね。

新じゃがは3~6月に出回る水分の多いじゃがいも。

ちなみに、3月~6月に出回る新じゃが
水分が多いので傷むのも早いです。
1週間以内に使い切りましょう。

冷蔵保存

じゃがいもは冷蔵庫の野菜室で保存

【冷蔵での保存期間:約3か月

夏のような暑い時期
じゃがいもが傷みやすいので
冷蔵保存がオススメです。


また、段ボールを用意する手間や
場所をとらないという

メリットもあります。
冷蔵保存する際は、
必ず野菜室に入れましょう。

じゃがいも冷蔵保存方法野菜室
キッチンペーパーで包んで保存袋へ。
口は軽く閉じて野菜室にしまいます。
(写真では袋の口がしっかり閉じてしまっているので、ゆるめにしてくださいね💦)
  1. じゃがいもを一つずつ新聞紙やキッチンペーパーで包む。
  2. 包んだじゃがいもを、まとめて保存袋に入れて軽く口を閉じる
  3. そのまま冷蔵庫の野菜室に入れて保存。

これだけで3か月おいしく保存できます。
お手軽ですね◎

キッチンペーパーに
じゃがいもを包むことで、
乾燥してしなびてしまうのを防ぎます。

また包むことで
緩衝材としての役割も果たしてくれるので
傷つきにくいというメリットも◎

保存袋の口をしっかり閉じてしまうと、
中に湿気が発生して傷む原因になります。

軽めに閉じましょう。

野菜室が適しているのは、
通常の冷蔵室だと温度が低すぎて
じゃがいもが低温障害を起こし、
変色や傷みの原因に。


しっかり冷蔵のコツを押さえて、
おいしく長持ちさせましょう。

冷凍保存

じゃがいもを冷凍保存すると、
加熱時間が短く済む
というメリットがあります。
また、下処理して保存すれば
忙しい時に
調理工程が短縮できて便利!

丸ごと冷凍保存できる

じゃがいも丸ごと冷凍保存方法

【丸ごと冷凍保存できる期間:約4か月

すぐ使う予定もないので、
とりあえず冷凍保存しておきたい

という場合は丸ごと冷凍保存がオススメ。

後で紹介する他の冷凍保存方法に比べて、
長く保存できる
のも嬉しいメリット。

  1. 芽があれば包丁などで取り除いておく。
  2. ラップで一つずつじゃがいもを包む。
  3. 冷凍保存袋に、ラップで包んだじゃがいもをまとめて入れて空気を抜いてから口を閉じる
  4. 冷凍庫の奥の方に入れて保存。

とっても簡単です!
ラップで包んで保存袋に入れることで、
じゃがいもを乾燥から防ぎます

また、冷凍庫の奥の方に入れて
温度変化を少なくすることも
おいしく保存するコツです。

時短に便利!下処理して冷凍保存

千切りにしたじゃがいもは冷凍保存できる

【下処理済みで冷凍保存できる期間:約1か月

忙しいときにササッと使えるように、
下処理をして冷凍保存するのも
おすすめです。

炒め物に使うなら細目の千切りに。

ポテトサラダや
マッシュポテトに使うなら、
加熱して潰してマッシュ状に。

フライドポテトやカレーなど
揚げたり煮物や汁物に入れる
なら
くし型や棒状に切って保存します。

使いたい大きさにカット
  1. じゃがいもを水で洗い、皮を剥いて芽があれば包丁で取り除いておく。
  2. 細めの千切りやくし型、棒状など、使いたい大きさに切る
  3. 5分ほど水にさらしたら水を切り、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
  4. 保存袋に入れて空気を抜き、重ならないように平らにして冷凍庫へ。
潰してマッシュ状にする
潰してマッシュ状になったじゃがいも冷凍保存可能
  1. じゃがいもを水で洗い、芽があれば包丁で取り除く。
  2. 皮付きのままぬれたキッチンペーパーでじゃがいもを一つずつ包み、その上からさらにラップで一つずつ包む。
  3. じゃがいも中1個(約150g)なら、600Wの電子レンジで3分30秒加熱する。
  4. 加熱したら5分おいて予熱で火を通す
  5. 完全に冷めきらないうちにじゃがいもの皮を剥く。
  6. 熱いうちにじゃがいもを潰す。
    ※潰しにくい場合は様子を見ながら再度加熱。
  7. 保存袋に潰したじゃがいもを入れて、薄く平らにする
  8. お箸などで線を付けて、使いたい大きさに分けておく。
  9. 完全に冷めたら冷凍庫へ。

冷凍保存はジップロックのフリーザーバッグが便利♪

冷凍したじゃがいもの使い方

冷凍方法別に使い方を見ていきましょう♪

丸ごと冷凍したじゃがいもの場合

自然解凍するとじゃがいもがぶよぶよになるので、そのまま電子レンジで加熱します。

  1. ラップごとのじゃがいも中1個(約150g)を耐熱容器にのせて、600Wの電子レンジで2~3分加熱
  2. 上下を入れかえてさらに2~3分加熱
  3. 300Wに落として上下4~6分ずつ加熱

このままバターをのせて
食べてもおいしく、
加熱後にカットして
調理にも使えます。
ラップを外して
丸ごとお湯で柔らかくなるまで

茹でてもOK。

下処理済みで冷凍したじゃがいもの場合

カットして冷凍したじゃがいもは、
解凍せずにそのまま調理に使います。

フライドポテトの場合も
凍ったまま揚げます。

鍋物や汁物に入れる場合は、
冷凍によってじゃがいもが柔らかくなって
煮崩れしやすいので、
調理工程の最後に鍋に入れましょう。

潰してマッシュ状にしたじゃがいもは、
電子レンジで加熱してから使います。

発芽したり、緑色になってる部分は有毒

発芽したじゃがいもソラニンチャコニン有毒食中毒

じゃがいもの発芽部分や
緑色になっている部分には
ソラニンやチャコニンといった
有毒物質が含まれます。


食中毒を引き起こすこともあるので、
必ず芽を取り除き、皮を厚く剥いたものを
食べましょう。

苦みや渋み、えぐみを感じたら
有毒物質が含まれている可能性があるので食べないでね!

じゃがいもおすすめレシピ3選

至高のポテトサラダ

バズレシピでおなじみ、
リュウジさんによる
一度は食べたい
「至高シリーズ」のポテトサラダ。
マッシュ状にしても、
ごろごろ大きめに潰しても
どちらでも
それぞれおいしいメニュー。
家にいながら居酒屋で食べている気分に
なります♪(*´ω`*)

【材料】
じゃがいも 2個(280gほど)
玉葱     1/4個(50g)
にんにく   2片
水      大さじ3
ベーコン   60g
マヨネーズ  大さじ3半
黒胡椒    小さじ1弱
塩      小さじ1/3
砂糖     小さじ1
味の素    6振り
☆仕上げに 追い黒胡椒
★お好みで タバスコ

リュウジのバズレシピ至高のポテトサラダ作ってみた
実際に作ってみたらほんと激ウマ~✨(右上)
やみつきリピ間違いなし!(*´ω`*)
子どもがいるのでこしょうは控えめにしました。

じゃがいもガレット

細めの千切りは、チーズと片栗粉を混ぜて
カリカリのガレットにするのもおいしいです。
チーズ&ケチャップの組合せで、子ども受けしやすい味付けに。

じゃがいもガレット
価格変動の少ない定番野菜であるじゃがいもを使ってガレットを作りました。チーズと一緒にこんがりと焼くと、外はカリッと中はもっちりとしてあとひく美味しさです。子ども用にはケチャップを添えて。ブラックペッパーをふると、ワインにも合うおつまみになります。

【材料:2人分】
じゃがいも 2個(約250ℊ)
ピザ用チーズ 50ℊ
塩コショウ 少々
片栗粉 小さじ2
オリーブオイル 大さじ1
ケチャップ、イタリアンパセリ お好みで

とろ~りチーズいももち

じゃがいもととろけるチーズも
相性抜群ですね。
マッシュして冷凍したじゃがいもを使えば
簡単に作れちゃいます。
材料もシンプル!

【材料:6個分】
じゃがいも 3個
片栗粉 大さじ 3
コンソメ 少々
牛乳 大さじ1
※片栗粉と牛乳は様子を見て増やす
パン粉、モッツァレラチーズ 適量

まとめ

いかがでしたでしょうか。
コツをしっかり押さえれば、
じゃがいもをおいしく長く
保存することができます。

冷凍保存は
忙しいときに
調理の時間短縮につながるので、
保存方法を賢く使い分けるといいですね。

レシピも活用して
じゃがいも料理のレパートリーを
増やしてみてくださいね。

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