切迫早産からの安静解除。妊娠37週以降の妊婦の過ごし方について

妊娠・出産

こんにちは、はるです。
妊娠8ヶ月ごろから子宮頸管長が短くなり、入院は免れたものの自宅安静を医師から指示されましたが、ようやく37週を迎えることができました✨

ところで、「正期産に入ったら安静解除でがしがし動いてもいいの?」とちょっと不安も💦
というわけで、妊娠37週以降の過ごし方について調べてみた結果をまとめていきたいと思います。

この記事を読むと

・安静解除後に妊婦がしてもいいこと
・前駆陣痛と本陣痛の違い

についてわかります。

いつから早産にならないの?

妊娠36週で臨月に入りますが、正期産(せいきさん)となるのは妊娠37週以降のお産で、妊娠37週0日~41週6日の間の5週間の間にお産があることを指します。この時期に産まれた赤ちゃんは体の各機能が十分に成熟していて、母体の外での生活もスムーズに適応できます。

つまり、臨月とはいえ妊娠36週でのお産は早産扱いになってしまうので、安静にと指示されている場合は妊娠37週までは安静生活を続けた方がよい、ということになります。

妊娠37週を過ぎてからしていいこと

妊婦 ヨガ

日常生活における家事全般
 床の雑巾がけは股関節を緩めるのに効果的。
 足場が冷たい場所での長時間の家事は、体を冷やしてしまうので避けましょう。


軽い運動
 60分以内のウォーキングやマタニティヨガなど。
 階段昇降やスクワットもお産に向けた体力づくりに◎

(運動中)こんなときは要注意!
  ・痛みを伴う出血があった
  ・激しい痛みがずっと続く
これらの症状があった場合は、すぐに産院に連絡して指示を仰ぎましょう。

近場への外出
 何かあったときにすぐ病院に移動できる距離はOK。外出の際は母子手帳の携帯を忘れずに。

電車やバスでの近距離移動
 近距離を電車やバスで移動するのはOK。
 ただし、自分で車を運転するのはNG
 また臨月の飛行機への搭乗の際には、医師の同意書や診断書が必要となります。
 航空会社に事前に確認しておきましょう。

(注意)この過ごし方は、自然分娩予定の方が対象となります。帝王切開を予定している場合は、計画している予定日より早まってしまうと緊急帝王切開となってしまうので、医師の指示を仰ぎましょう。

頸管長0mmになったらすぐお産になるの?

妊娠中の子宮の様子。子宮頚管、子宮口

「(子宮)頸管長が短い、短い」と医師から再三言われてきた私ですが、「じゃあ子宮頚管の長さが0mmになったらすぐ出産になるの?」と疑問が。というわけで、個人的にとても気になったので調べてみました。

とある体験談によると、妊娠37週を迎える前に頸管長0mmになった方がいて、それまでは点滴で張り止めをして入院して過ごし、安静解除になってから点滴を外したところ、すぐ陣痛が来たそうです。

ただ、その陣痛から3日経過してもお産が進まず、最終的には緊急帝王切開で出産されたそうで、頸管長が0mmになったからといって、出産しやすい状況は整いますが、すぐ出産に繋がるわけではないようです。

出産に繋がる要素としては、

  • 頸管長が0mmになる
  • 子宮口が開いて赤ちゃんの通り道ができる
  • 破水する

これら3つの要素がそろって出産となります。

妊娠37週以降のお腹の張りについて

妊娠37週以降はいつ産まれても大丈夫な環境が整っているので、「お腹の張りは出産に向けた準備」と前向きにとらえてOK。ただし、「激しい痛みを伴い、その痛みが休みなく続く場合」「痛みとともに出血がある場合」要注意!「常位胎盤早期剝離(じょういたいばんそうきはくり)」の場合もあるので、すぐに受診が必要です。

妊娠中に、胎盤が子宮壁からはく離してしまうこと

お腹の張りと前駆陣痛と本陣痛の違い

これまで2人を出産した経験があるとはいえ、前回からは5年ほど空いているし、お腹の張りや陣痛がよくわからない私(笑)。というわけで、それぞれについてまとめてみました。

お腹の張り

子宮が収縮してお腹が固くなる状態。「張りや痛みが規則的かどうか」で陣痛と区別します。張りが一時的でおさまった場合や規則的でなかった場合は陣痛ではないということになります。

前駆陣痛

臨月に起こることが多い腹痛や腰痛のこと。下腹部に生理痛のような痛みを感じる方が多いようです。
この他、腰痛を感じた、便意を感じた、お腹全体がチクチクするなどもあり、個人差があります間隔や持続時間が不規則で、痛みも弱め。

本陣痛

一定の間隔で「ズキズキ痛い時間」と「何も感じない時間」を繰り返します。
目安としては1時間に6回以上、間隔が10分以内の規則的な陣痛が本陣痛ですが、本陣痛と前駆陣痛は区別が難しいとされており、結果として分娩に繋がらなかったものは前駆陣痛となります。

前駆陣痛との違いに気づけるか不安…

初産婦ではない私でも「今回はちゃんと本陣痛って気づけるかな…💦」と不安な日々を過ごしています。

調べたところ、前駆陣痛いつの間にか痛みがおさまるが、本陣痛ある一定の時間で痛みを感じ、ふっと痛みがなくなることを繰り返します。そして、眠れなかったり、我慢できないほどの痛みであれば本陣痛である可能性が高いです。色々な出産体験記を読みましたが、「前駆陣痛と本陣痛は明らかに違う」、と答えている方がとても多かったです。

いざ来たら「これはいつもと違う…!」と本能で気が付くということなのか。不安はありますが、とりあえず自分の直感を信じてみようと思います。

まとめ

というわけで、妊娠37週を無事迎えて、「この時期にしていいことって何だろう?」と気になって調べてみました。

「してもいいこと」は、「しなければいけないこと」ではありません自分の体調と相談して、やりたい、できるという時にやるようにしましょう。この時期も基本的には無理せずリラックスが大切

私も、「体力づくりしよう✨」と意気込みすぎず、適度に家事したり、お風呂上りに少しストレッチしたりぐらいにしようと思います😊

安静も自宅入院とによってまた状況が変わってきますよね。
私の場合は自宅で安静でしたが、入院で安静生活を送っていた方ならなおさら体力が低下していて、安静解除後に思うように動けないと感じると思います。

「入院前と同じように動ける」とは思わずに、少しずつ運動量を増やしていくよう意識しましょう。またストレスはかえって心身に悪影響を及ぼすことも。疲れたり張りを感じたら無理をせず、ゆったりと予定日まで過ごすことを優先しましょう。

アロマオイルでマッサージでもしてリラックスしよ~♪

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