こんにちは、はるです。
前回の記事では無痛分娩に向けて不安が軽くなるような体験レポートのツイートやブログをご紹介しました。
が、もし当日麻酔の効果がいまいちで、いきみたいけどいきめない辛さが長く続いたらどうしよう…!不安は尽きることなく次々と湧いてきます(苦笑)
というわけで、今回はお守り代わりにいきみ逃し対策としてネットで見つけたものをご紹介していこうと思います。
ちなみに2021年現在、私の出産予定の産院では出産しそうな1時間前からしか立ち合いができません。私の場合3人目の出産となるため、夫は上の子ども2人を見ていなければならず、立ち合いは不可。というわけで、身内の立ち合いがなく一人で出産を乗り切ることを想定していくつか方法をご紹介していきます。
「いきみ」とは?

初産婦の方は特に、「いきみって何?」と思われると思います。私も一人目のときは当日体感するまでわかりませんでした。でもいきみを逃すにはテニスボールでお尻を押さえると良いらしい、あとはひたすら呼吸法、という知識があるくらいでした。
子宮口が7~8cmぐらいになると、便を出したいような感覚が痛みとともに押し寄せます。これが「いきみたい」という感覚です。子宮口が全開(10cm)になれば晴れて解禁。便を出すようにいきんでOKとなります。
ところが子宮口が全開になるまでは、この「出したい~!!!」という感覚を我慢して乗り越えないといけません。うっかりいきんでしまうと、産道がむくんだり、傷ついたりしてしまうおそれがあるからです。
いきみを逃すには?
肛門付近を押す・圧迫する

一般的にはテニスボールが効果的と言われていますが、助産師さんにお願いして腰からお尻の上あたりをぐっと押してもらったりマッサージしてもらうのも効果的だそうです。
ただ、これも人によっては効く・効かないの差があるので、それ以外の方法としては
- 座った状態でかかとを肛門付近に押し付ける
- ペットボトルにお尻を押し付ける
- 腰を両手でぐっと押す
といった方法でいきみ逃しを耐えた体験談も見られました。
「テニスボールは自分でお尻に当てようとすると安定しない」といった声も見られましたが、かわりに「ペットボトルをお尻に当てると安定した」という声もありました。
ペットボトルがとても役に立った出産体験談はこちら↓
痛い中自分で圧迫するのが難しい場合は、遠慮せず助産師さんにお手伝いをお願いしたり、指示を仰ぎましょう。
「ゆっくり吐く」ことを意識した呼吸

いきみたい感覚が押し寄せると「ぐおおおおお」と思わず叫びたくなりますが、叫ぶと力が入ってしまっていきんでしまうので、ひたすら呼吸法で意識をそらすのが良い、とされています。
方法としては、「ゆーーーーーーっくり吐くこと」を意識。吐けば吸えるので、お腹の赤ちゃんにも酸素が行きわたって酸欠になるのを防げます。
不安な場合は、当日ついてくれる助産師さんに、いざというときの呼吸法のサポートをお願いしておくとパニックにならずに乗り切れると思います。
呼吸法のすすめについて紹介している出産体験記事はこちら↓
「文字」を黙読する
これはなかなか面白いな、と思ったのが「文字の黙読」。twitterで見かけました。
後でレポ書く時にも書くと思うんですけど、出産の時にいきみ逃しで1番役に立ったのは「文字」でした🙌
— づみ🍼初マタ0m←39w🐘 (@baby_zumi) March 24, 2021
いきみ逃しの際は目を開く必要があったので、私はお茶PETのラベルをひたすら黙読してました😂
一定のリズムで呼吸しながら黙読すると、そのうち同じ文章を同じリズムで読むようになるんですよね。▶
いきみ逃しの際に目を瞑ってしまうと、痛みに意識が集中してしまってかえって逆効果に。そこで、意識をそらすために近くにあったペットボトルの文字を黙読することで、いきみたい気持ちから意識をそらして乗り切ったそうです。黙読する際も、一定のリズムで呼吸することが大切になってきます。
また、ペットボトルをうっかり握ってしまうと力が入っていることがわかるので、力が入っているということを客観視できることもあり、それによっていきみたいときも力を抜くよう意識できたそうです。
はんなりママの「陣痛の乗り越え方」動画
こちらはYouTubeで再生回数100万回以上(2022年4月現在)のはんなりママさんの動画で、陣痛が来たときの乗り越え方が紹介されています。4児の母ということで、出産経験も豊富なところが頼もしいですね。
ただし、産院によっては姿勢について指示があったり、この方法を取ると赤ちゃんが苦しくなるからやめてください、と言われた方もいるという感想もあったため、使えるかどうかは当日この方法ができるかどうか次第なところがあります。
かくいう私も、無痛分娩を行う予定の産院からは「基本は横向きで寝てください」と言われているので、「こういう方法もある」と知っておく程度がいいかなと思われます。
フェイスタオルで歯を食いしばる

何か嚙むものを、ということでタオルを噛んでやりすごすという体験談も見られました。タオルは汗拭きにも使えますし、手の届くところに置いておくとよいですね。
自己暗示をかける
自分に合った言葉がけで、自己暗示をかけるのも効果的なようです。「もうすぐ赤ちゃんに会える」とポジティブに考えるのも良い、とよく聞きますが、twitterで見かけて面白かったのは、赤ちゃんの頭が股を通るときに「私はドM、私はドM、私はドM…」と頭の中で唱えて乗り切ったという体験談もありました。これをいきみ逃しのときに使うのもありですね。
陣痛を乗り切るコツは痛みが来たらとにかく深呼吸しながら数を数えること。
— りあ®︎ 3人目出産しました! (@ria_ria__n) March 29, 2021
1回の陣痛は長くても1分〜100秒でおさまる(私の場合は)
そして赤ちゃんの頭が股を通る時は「私はドM、私はドM、私はドM…」と頭の中で繰り返す。
これで2人産んだ。
3人目もこれで乗り切る。
まとめ
というわけでいきみ逃しに使えそうな方法をいくつかご紹介しました。
どれが合うのかわかりませんが、いくつか方法を知っておくことで多少不安も軽くなれば幸いです。
ちなみに、私は1人目2人目のときは無痛ができない病院での出産だったものの、入院の段階から夫の立ち合いがOKだったので、テニスボールでお尻を圧迫してもらったり、助産師さんにお尻を押してもらったり、あとは呼吸法(ふぅぅぅぅぅぅーーー、うんっ)で乗り切りました。
今回は入院したら手の届く場所に
- テニスボール
- ペットボトル(飲むものと圧迫用と黙読用)
- タオル
- スマホと充電
- リップクリーム(呼吸法や叫んだりで口が乾きやすい)
- ホッカイロ(温めることで痛みが和らぐ)
は、とりあえずおいておきたいなと思います。
出産を控えた妊婦さん、一緒に頑張りましょうね🍀
※その後、3人目出産当日の、私のいきみ逃しについてはこちらで触れています↓
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