こんにちは、はるです。
2021年4月某日に、無事第三子を出産しました。
今回初めて無痛分娩での出産を経験しましたが、無痛分娩、とてもよかった…!
初めてのことだったので不安も大きかったですが、
もし次があるなら(おそらくない(笑))また無痛分娩を選ぶと思います。
というわけで、お産前日~当日の流れをまとめていきます。
出産前日(39w5d)
健診あり。エコーのみ。
子宮口は3cm開いているが、お子が下におりてきていないので、そろそろ内診ぐりぐりしてもいいかもね、次回(3日後)来たときにぐりぐりしましょうと医師にいわれ、ひーっ(+_+)と不安になる。破水が先に来るとお産が進むかも、と言われる。
このままではマジで超過ランド突入(予定日を超過)してしまう💦と焦り、この時からようやく本気を出す。(遅いよね)
病院からの帰り道を1駅分歩いて、安産祈願の神社参拝。


お昼ごはんはマックでサムライマックを食べ、スタバに寄って新作のコーヒーティラミスフラペチーノを飲む。

帰ってからスクワットをしたり、床拭きしたり、YouTubeで割と激しめのダンスをする。
夫に頼りがちだった家事も積極的に自分でやる。
しかし特に強めのお腹の痛みはなかったので、普通に就寝。
出産当日(39w6d)
午前2時50分
割りと強い下腹部痛で夜中に目が覚める。
陣痛の間隔を測り始める。
お股に生あたたかいものを少量感じてトイレに行くと
ピンク色の血が出ていた。
とりあえず様子を見る。
1時間様子を見てみると10分以内の張りが続く。

病院に電話して、出血と張りのことを伝えると
破水かもしれないので入院準備をしてきてくださいとのこと。
陣痛タクシーで病院に向かう。
午前4時
病院に到着。
内診してもらうと高位破水しており、
子宮口は3センチ。(前日の健診と変わらずの開き)
入院して陣痛室へ。NST開始。
ストロー付きペットボトルキャップを、持ってきた水のペットボトルにつけようとすると、ボトルの口とキャップの口が合わず、はまらなくて焦る。
事前に確認しておくべきだった。

水以外にもスポーツ飲料とお茶を持ってきていたので、他のものにキャップ無事装着。無駄に焦った。
お尻に圧迫感を感じることもあったので、テニスボールを当ててみるもイマイチのフィット感。
お守り代わりに持ってきたが、前回は旦那がお尻に当ててくれたのでよかったものの、今回は自分で当ててもイマイチ。ペットボトルをお尻の割れ目に当てた方が安定感があった。
(しかしその後、テニスボールもペットボトルも使うことなく、呼吸と助産師さんのサポートで、分娩台でいきみ逃しはできた)
午前6時
助産師さんが様子を見に陣痛室にやってくる。
お子は元気そうだが張りは遠のき気味。
間隔も病院到着時は5分間隔だったのにこの時は7~8分間隔に。
次は7時半ごろ様子を見に来ます、とのことでしばらく横になる。
「もっと強い痛みの波こいやぁ」と強気な気持ちで寝る。
「基本的に横になって休んでください」といわれたが、お産が進むようにスクワットしたくてウズウズ。
「無痛分娩なので朝ごはんはなしでいきましょう」と言われる。
まぁ覚悟はしてたけど。
月曜断食してたし、これぐらいどうってことないと言い聞かせて過ごす。
午前6時40分
twitterを見る。
応援リプたくさんもらってるのに、これで帰ることになったら恥ずかしいなぁとぼんやり思う。
(後で知ったが、既に破水してるので陣痛が遠のいても入院は決定していたとのこと)
陣痛弱そうだなぁ。気になって寝られない。
6時50分
トイレに行ったらナプキンに生理二日目ぐらいの出血。いよいよ感が出る。
割と強い痛みが戻ってきたけど、本番はこんなもんじゃないよなぁと思って耐える。
7時30分
検温、血圧測定。
NSTモニターをつける。
次外すときに子宮口の開きのチェックを助産師さんにお願いする。
7時40分
結構いたいんだけどなぁ。
と思いながら撮ったNST中の写真。


8時
「強めの痛みこーい、痛いのこーい」と自己暗示。
ぎゅーっと収縮が来る。
(いいぞーいいぞー)←マゾみたい。
しかし張りが弱まったとのことで、陣痛室から一旦入院用の個室に移動。
陣痛が来るように、
YouTubeでストレッチ動画を見る
おっぱいマッサージ
スクワット
院内散歩
色々やってみる。
徐々に痛みが強くなってきた気がする。
10時50分
分娩台に移動。モニターつけて内診すると、子宮口5センチの開き。
ぼちぼち痛いのがしんどく感じてくる。
助産師さんに内診ぐりぐりしてもらって、シャワーを浴びる。
この時のぐりぐりはそれほど痛くなかった。
11時20分
無痛分娩に向けた水分補給の点滴と
心電図とNSTをつける。
陣痛が腰にじわーっときて、お尻に圧迫感が出始める。
腰をさすってもらいたい感じになる。
内診で子宮口は5~6センチ。
午後12時20分
無痛分娩の麻酔が入る。
不安が強かったので、針や管の挿入時に「痛くないですかー?」と聞かれるとちょっとの痛みや違和感でも「痛いです」と訴えてしまった。でも、陣痛に比べれば全然耐えられる痛みと違和感。針の痛さはチクッとする感じだった。
麻酔が入るときは、背中にかすかに冷たい水が入ってくるような感じがあった。
麻酔の効き目が出るのに30分ほどかかると聞いていたが、15分ほどで陣痛や張りを全く感じなくなる。助産師さんも「え?麻酔効くの早すぎじゃない?」と驚く。
硬膜外麻酔すごい。
お尻への圧迫感はなくならない。
でもまだ耐えられる感じ。
12時40分
お産の進みが早そうなので、立ち会いしに来れそうかどうか夫に電話。
仕事の都合でキリが付き次第向かうとのこと。
13時
導尿してもらう。
子宮口は7センチ。
麻酔のおかげで痛みと張りが全く分からない。
快適過ぎて逆にお産が進むのか不安になってくる。
麻酔の副作用でお腹がかゆい。
13時20分
張りを感じないといきめないので、陣痛促進剤を投与。
2分間隔でお腹が張っているらしいが、しばらくは張りを感じない。
13時30分
割と強めにお尻が圧迫されるようになってきた。
13時40分
子宮口全開。
そこからしばらくはいきみ逃しをして、徐々に張りの強まりに合わせていきみ開始。
助産師さんが「この方向に向かって私の方を見ていきんでー」とガイドしてくれて、50分ほどで次男誕生。
夫は立ち合いには間に合わず、出産後30分の面会。
差し入れのコンビニおにぎり2個あっというまにペロッと完食。
15時間ぶりのご飯、おいしかった(涙)
17時ごろまで分娩台で休んで個室に移動。
感想・まとめ
麻酔のタイミングについて
硬膜外麻酔は経産婦の場合、子宮口が4cm開いてから入れられるとのことだったが、私の場合陣痛が弱まったり不規則だったので、5cmまでは耐えなければいけなかったのが地味にしんどかった。
麻酔を入れる前に、麻酔科医師から「お産の痛みを10段階に例えると、今の陣痛の痛みはどれくらいですか?」といわれたときは「5ぐらい」と答えたぐらいの痛さだった。想像ではもう少し痛みがマシな時に麻酔できるのかなと思ってたので、そこまでは長く感じた。
いきみ逃しについて
事前に書いていたバースプランで、「助産師さんに腰をさすってほしい」と書いていたので、麻酔が入る前も何とか痛み逃しができた。
麻酔してみてどうだったか
麻酔を入れてからは痛みは全く感じなかった。医師からすると10段階のうちの0~2の範囲で、いきめるように多少の痛みは残すと聞いていたので、全く感じなかったのが意外だった。お尻の圧迫感はあったけど、痛みがない分呼吸で何とか逃せた。
初めての麻酔で、背中でどんな太さの針や管がさされているのかと思うと不安や恐怖があったけど、あの痛みと違和感ぐらいだったら、次も無痛分娩を選ぶだろうな、と思う。
麻酔のための絶食について
前日の夕ご飯から出産が終わるまでの15時間は絶食となり、水分補給しかできなかったのはとても辛かった。産後から夕飯までに時間が空いてしまったので、ゼリーやおにぎりなど持ってきておくとよいなと思った。
麻酔の副作用について
麻酔の副作用で、出産当日はずっと夜もお腹が痒かった。足にも症状があった。
助産師さんに聞くと、冷やすとかゆみがおさまるとのことで、産後、母乳の関係で胸を冷やすつもりでもってきていた冷えピタがとても役に立った。
産後は胸が張ってくると熱を持つので、冷えピタも入院バッグにいれるとよいかも。
コロナ禍でのお産について
マスクは終始着用。マスクなしに比べたら呼吸しにくさはあったけど、想像していたよりは何とかなる程度でした。
二人目までは夫が入院から出産まで立ち会ってくれたこともあり、今回1人ということにとても不安を感じていましたが、事前に渡されていたバースプラン(どういうお産をしたいかを書き込むもの)に自分の希望を書いていて、助産師さんがそれに沿ってサポートしてくれたので、とても心強かったです。それに、助産師さんはマッサージがとても的確でした✨
間に合えば出産見込み時間の1時間前から立ち会えるとのことでしたが、私の夫の場合は仕事の都合がつかず、間に合いませんでした。それでも、産後に30分赤ちゃんと3人で会うことができたのは嬉しかったです。
おわりに
無痛分娩は選択したからと言って、当日必ずできるわけではないので、今回はいろいろな環境が整ってうまくいって本当に良いお産となりました。
赤ちゃんの心拍が弱まった場合
他の緊急オペが入った場合
最後に食事してから6時間未満の場合
上記の場合は足立病院の場合は無痛分娩ができないとのことでした。
また、痛みを感じなくなったことで、いきみ逃しだけに集中できて、体力の消耗も少なく済みました。2人目までは痛みもあっていきみ逃しもして…ということだったので、もう何が何だかわからないまま出産になってしまいました。
産後も、円座クッションがなくてもなんとか座れるぐらい軽く済み(あれば使うけど)、出産当日もゆっくりだけどわりとスタスタと歩けていた方でした。
というわけで、痛みが怖くてお産に前向きになれない妊婦さんにはぜひともおすすめです。
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