
「赤ちゃんに使う日焼け止め、どこまで気をつかえばいいの?SPFやPA以外にも何に気をつけて選べばいい?」
とお悩みのあなたへ。
この記事では、赤ちゃん向けの日焼け止め4種類について比較し、それぞれの日焼け止めの特徴をまとめています。
日焼け止めにはお散歩や日常使い用のものと、レジャー・アウトドア用のものと大きく2種類に分かれます。この記事では、お散歩や日常使い用のものを4種類取り上げて比較しています。
ALOBABY(アロベビー)

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anone baby(アノネベビー)

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和光堂 ミルふわベビー UVケア お散歩用

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NIVEA UVウォータージェル 子ども用

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用語解説
お散歩用とレジャー用の違いは?
分かりやすくいうと、紫外線から肌を守る強さの違いです。
ただし、紫外線防止効果が強いものは、肌への負担も大きくなります。
お散歩や日常使い用ならSPF20前後、PA++で十分。
逆にレジャー・アウトドアなど、紫外線を浴びる機会が多いときは、
SPF30~、PA++~++++が効果的。
また、汗をかいたりタオルで拭いたりすると日焼け止めは落ちるので、2,3時間おきの塗り直しが必要となります。
TPOに合わせて日焼け止めを選びましょう。
SPFとPAって何?
SPFとはSun Protection Factorのことで、UV-Bに対する防止効果を示すもの。2~50の数値で表され、50以上は50~で表します。数値が大きいほど防止効果が高くなります。
PAとはProtection Grade of UVAのことで、UV-Aに対する防止効果を示すもの。+~++++で表されます。+が多いほど防止効果が高くなります。
ちなみに、紫外線にはUV-A、UV-B、UV-Cの3種類あり、UV-Cは地表にはほとんど届きません。
紫外線の約9割はUV-Aとなっており、しわやたるみを引き起こします。
UV-Bは紫外線の5%を占めており、シミやそばかすの原因になります。
ミストタイプとクリーム・ジェルタイプの違い
日焼け止めにはミストタイプ、クリーム(ミルク)タイプ、ジェルタイプなどがあります。
違いとしては、保湿成分を配合しているのがクリーム・ジェルタイプ。
乾燥した肌にはこちらのタイプの方がお肌に馴染んでしっとりします。
ちなみに、クリームタイプに比べてジェルタイプの方が白浮きせず、塗った後はさらっとしています。
ミストタイプはシュッと吹きかけて伸ばすので、赤ちゃんや子どもが動きまわっても塗りやすいのが特徴。また、外出先の塗り直しにもミストタイプが便利。べたっとしないので手が汚れません。
お出かけ前はクリームやジェルタイプを、外出先での塗り直しはミストタイプを使うなど使い分けるのがオススメ。
乾燥した肌に直接日焼け止めを塗ると肌トラブルにつながってしまいます。保湿成分が含まれていない日焼け止めを塗る場合は、先にミルクやローションでしっかり保湿をしましょう。
ミストタイプには虫よけ効果が含まれるものもある
ミストタイプには、日焼け止めと一緒に虫よけ効果も含まれているものが多いです。
しかもこのミストタイプには、ディートという虫よけ剤を使用せずに、レモングラスやユーカリなど天然由来成分を使った虫よけ効果があるものが多いです。
ディートって何?
日本で初めて承認された虫よけで、世界で最も多く使用されています。
日常に潜む様々な害虫(蚊、アブ、マダニ、イエダニなど)に効果があります。
ディート10%以下の虫よけなら、生後6カ月以上の赤ちゃんにも使用できます。
生後6カ月未満の赤ちゃんには、ディートを含まない天然成分由来の虫よけを使用しましょう。
紫外線吸収剤不使用って何?
赤ちゃんのような敏感肌にも使える日焼け止めには「紫外線吸収剤不使用」と書いてあるものがあります。この「紫外線吸収剤」は有機系ケミカルで、紫外線を吸収して熱エネルギーなど違うエネルギーに変換することで、紫外線を防止します。メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、パラアミノ安息香酸などがこれにあたります。紫外線のエネルギーを吸収するので、敏感な人はまれに刺激を感じることがあります。
紫外線吸収剤を使用していないものは、「紫外線散乱剤」によって紫外線を跳ね返します。こちらは無機系ノンケミカルで、酸化チタン、酸化亜鉛などがこれにあたります。敏感な人はこちらの日焼け止めを使うと良いでしょう。
4種類比較一覧表

※「いつから使える?」において、赤ちゃんとなっているものは、詳細な月齢の記載がなかったもの。
※価格は2021年7月現在のものです。また、同じ商品でも販売サイトによって価格が異なります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ALOBABYやanone babyは楽天でもランキング上位にあるものの、毎日使うものとしてはお値段が高め。ただしその分、余計なものが含まれておらず、新生児からも使えるほど肌に優しいものとなっていました。また、虫よけ効果や大気汚染(黄砂やpm2.5)対策にもなっています。
一方、和光堂のミルふわベビーやニベアのUVキッズは毎日使うには嬉しいお手頃価格。ただし、日焼け止めとしての効果のみなので、虫よけは別途必要となります。また、ニベアのUVキッズは4種の中では一番安い分、紫外線吸収剤を使用しており、敏感な肌にはまれに刺激を感じる場合もあるので、事前にパッチテストした方がいいですね。
どの効果が必要なのか、どんな成分で選ぶのかで価格も変わってきます。日焼け止め選びの参考になりましたら嬉しいです。
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